アース技研Blog

千葉市若葉区のリフォーム会社『アース技研』のブログです。日々のことを中心に書いてます。

”大切にしたい、家への『想い』”

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船橋市東船橋K様邸

5月に塗装工事をさせて頂いた船橋市のK様邸です。
外壁、破風、軒天、雨樋と雨戸や戸袋などの金属部分、倉庫など屋根以外のほとんどの部分の塗装工事をさせて頂きました。
まずは全景のビフォーアフターから。

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薄いグレーの外壁をイエロー系のベージュに塗り替えました。
(ビフォーの写真は曇りの日に撮ってるので、実際はもう少し明るいグレーでした。)
外壁はモルタルなので、今回はエスケー化研のアートフレッシュで塗装。
アートフレッシュは、砂壁や土壁の塗り替え用に開発された新しい塗料です。
特殊セラミックシリコン樹脂系で微弾性もあるので耐久性に『超』がついていますし、防カビ、防藻性も高く、透湿性も優れているので膨れなども抑制する塗料です。
もちろんですが、低汚染性(ホルムアルデヒド放散等級)はF☆☆☆☆(フォースター)で最高レベルです。

外壁塗装の工程は、アース技研は下塗り、上塗り2回の3工程が基本。
今回もまずは下塗り。

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まずは下塗り。
下塗りは下塗り用の塗料を使います。
今回は水性サーフエポプレミアムを使用しました。

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上塗り1回目。

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上塗り2回目。
以上の3工程です。
アース技研の場合、全ての工程をこんな感じでホワイトボード入りで工程写真を撮ります。
これ、片方の手でホワイトボードを持って、もう片方の手で撮るってことになるので、結構大変なんですよ。
私も壁は塗ったことないですけど、写真は撮ったことあるので。
で、職人さんは作業している途中で撮ることになるので、複数で入ってても、いちいち誰かを呼んでふたりで撮るってわけにはいかないんですね。
なのでアース技研の職人さんたちは、このボード入りの写真の撮り方がかなり上手いです。(笑)
それぞれ色々技を持ってまして、狭い場所の時など両手を使うスタンダードな撮り方が不可能な時は、足場にうまく立てかけて撮ったり、マスキングテープで貼って撮ったりしてます。あざーっすです。

塗料によって多少違いますが、乾燥させる時間が決まってますので、塗り終わったからといって、すぐに次の工程には入れません。
外壁塗装はほとんどの場合、1日1工程しかできませんので、ホワイトボードの日付も1日づつ違ってます。

で、今回外壁もきれいになりましたけど、ここも見違えるほどきれいになりました。
玄関廻りの木部の塗装をしたんですね。
 まずはビフォー。

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で、アフター。

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やっぱり和風建築っていいですよねー。
ただ木は年数が経つとどうしても色が退色してしまいますが、今は木部の塗料もいいものがたくさんあるので、ケアしてあげればまたこんなにきれいに復活します。
今回は灰汁洗いした後、サドリンクラシックという木部専用の塗料で塗装しました。
サドリンシリーズは和風専用ではなくて、デンマーク生まれの塗料なのでどちらかというと今流行のウッドデッキやログハウスに使われたいんだと思いますけど、もともとヨーロッパでシェアナンバー1という選れた塗料なのを、日本のメーカー(玄々化学工業)が日本の風土、気候に合わせて防カビ剤などを配合してカビや湿気対策を強化しちゃってますので木の部分が多い日本の建物でも大活躍しちゃう塗料ってことなんですよ。(正確には『木材保護着色塗料』と業界では名称がついております。)
なのでカラーバリエーションもこんな感じで、全然和風じゃなくて、むしろカラフル。

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今、DIYが大流行してますので、ホームセンターとかでどの塗料を買ったらいいかわからないよーってなったら、『ペンキ』ではなく木部には木部用の塗料があるってことを思い出して下さい。
ちなみに私の実家は、リフォームした時に、リビングの外におされにウッドデッキをつけたのに、剥げてきたからと、ホームセンターでこげ茶のペンキを買ってきて塗ってしまい、しかも艶ありで塗ったためにテカテカのダサい縁側になってしまいました。(泣)
たかが塗料、されど塗料の一例でございました。

K様には前回ここで書いたお客様アンケートを送らせて頂き、ご返送頂きました。
担当者や職人の対応の項目には、大変良かったにチェックを入れて頂いてありましたし、仕上がりにもご満足頂けたとありましたが、足場の撤去が予定より5日間遅れたとご記入頂きました。
天候の都合だったとのことですが、お客様からご記入があったということは、現場での説明不足だったということですから、社内で反省点だったということで話しました。

先週から千葉も梅雨入りしまして、今日もいきなり涼しくなって雨がパラパラ降っております。
塗装業界は梅雨のシーズンは雨が降ると工程がずれずれになるのでピリピリしたりします。
でーも、アース技研はいつも元気な天然キャラのほっしーのが社内を明るくしてくれておりますので緊張感は皆無ですっ!(いいんでしょうか?それで。)